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緊急招集!?

2024年6月28日(金)

アイプラスには事務所の一角に打ち合わせテーブルがあり、
日々色んな打合せやミーティングが行われています。


今日行われているミーティングのテーマは「就職サイトの原稿内容」について。

以前の記事で紹介しましたが、クライアントが掲載する就職サイトの原稿作成もアイプラスの仕事の一つ。会社の事業内容や理念に共鳴するファンを1人でも多く増やすため、学生の心に響く原稿の作成を行っています。

ここ数日、中田が原稿を担当しているクライアントM社の就職サイトの反応が芳しくない…。
毎朝若手メンバー中心に行われている朝礼で「最近M社の反応が今イチで…。何か新しい切り口ないですかね~」と相談したところ「よし!じゃあみんなで考えてみよう!」と、早速”プチ”ミーティングが開催されることとなりました。

実は、アイプラスには定例会議やミーティングというものが存在しません。
形式だけのものや、形骸化した(ただ聞いている/聞かされている)会議やミーティングには何の意味もないからです。(時間のムダなだけ!)

しかし、今回のようにメンバーからの発信があればミーティングを開き、
メンバー同士で知恵や発想を共有し合うことも少なくありません。

メンバー全員が思ったことをそれぞれ発信し合うため、
「この原稿だと仕事のイメージが湧きにくいですね。もっと独自性の高い事業内容をアピールしてみたらどうですか?」
「YouTubeやってるじゃないですか!おもしろそう!」
「メディアにも取り上げられるほどの製品やし、その凄さを全面に出してもいいんじゃない?」
など、入社年次に関係なく意見が飛び交うミーティング。

出てくる意見に正解/不正解はなく、
「ファンを増やす原稿」が結果として「正解」になるので、担当者一人で抱え込むことなく、こうしてメンバー全員で採用活動に取り組んでいます!

ミーティングの終盤に出た、
「コンサートやライブの入場の際に使用されている製品なので、「推し活」ってワードを使ってみるのどうですか?」という、斬新な角度の意見には思わず唸るほど。
自分もまだまだ若いですが、こんな発想や考え方もあるのだとアイディアの出し方の勉強になりました。

採用活動も後半戦に突入!クライアントの皆様、最後まで共に頑張っていきましょう!
引き続きよろしくお願いします!

新入社員から学ぶこと

2024年6月21日(金)

入社4年目の高橋です。


4月から育成担当者という立場で新入社員の亀山君に接してきました。

僕自身、初めて育成担当を任されて、
『任されて嬉しいから頑張りたい!』
『ちゃんとできるのか』
『早く彼を一人前にしないといけない』

と、いろんな感情が混ざって始まった僕の育成担当者生活!

実際に3ヶ月経ってみて、
こっちが伝えたいことがなかなか伝わらない…
ということが多く、「思ってたのとちがう」と感じることもありました。

今回は、育成担当として過ごしてきたこの3ヶ月で気付いたことを書きます。

①初心忘るべからず!

「おはようございます!!!!!」
アイプラスの朝はまず、新入社員亀山くんの元気な挨拶から始まります。

毎朝この元気な挨拶を聞くたびに「おっ、今日も亀ちゃん元気やなぁ!」と思います。
と同時に「自分はどうやねん?」という気持ちに。

新人の頃は僕も元気よく挨拶していたはず。毎朝大きな声で、笑顔で挨拶をしていたのに…。
でもいつの間にか『普通の挨拶』になってしまっていました。

新卒社員に求められるのは『組織の活性剤』としての役割。
研修でも散々みんなに「元気よく挨拶や返事をしよう!」と伝えてきたのに、
たった3年経っただけで僕ができなくなっているとは…。

僕もまだまだ若手!亀山君に負けないように、元気を出して会社を盛り上げようと思います。

「入社当初の気持ちを忘れたらあかん!」
そう気づかせてくれた亀山君に感謝しています。

②押しつけ禁止、徹底的に考えさせる

僕自身、アイプラスで働き始めて3年以上が経ち、
「こんな原稿を書けばエントリーに繋がりやすい」「こういう話し方をすれば良い説明会ができる」という自分の中のコツがつかめてきました。

だから、亀山君が入社してすぐの頃は
「こういう風に書いたら反応出るよ!」とか「もっとこんな風に伝えないとあかんよ」とか、アドバイスしていました。

でも最近、
「これって自分の考えやアイデアを押し付けてる?」
「もしかして本人の考える機会を奪ってしまってるかも…」

ということに気付いたんです。

本人が納得しないままにこちらの意見を押し付けるから、きちんと伝わらない。理解してもらえない。
自分の考えを無理やり理解させるのではなく、
「亀山君はどう思う?」「この原稿はどういう表現にしたい?」というように、本人の意思を尊重して、考えさせて、議論することで本人の成長も促進する。


亀山君は時に、「おれたちにはそんな発想なかった!」というアイデアや意見も出してくれます。

この3ヶ月で、
「仕事において大切なのは【僕たちがこれまで経験してきた財産】と【新人ならではのアイデア】をミックスさせて形にすることなのだ」と学びました!

これからも、
①亀山君の成長のため
②僕自身のレベルアップのため

本気で彼に向き合っていきたいと思います!!

レビュープログラムが始まりました!

2024年6月14日(金)

連日アイプラスのミーティングルームでは、
入社1年目の社員を対象とした研修、“レビュープログラム(入社二ヶ月後振り返り研修)”が行われています。

レビュープログラムは内定者研修や新入社員研修(スタートダッシュプログラム)で学んできた内容の復習、
またそれを入社後二カ月間実践して成果を振り返り(review)改めて報告・連絡・相談・確認の重要性を再認識する研修です。

入社二か月で、「任される仕事も増えてきていいスタート切れてるかも!」という受講者もいれば、中には「入社してからミスばっかりで俺って全然できてへんわ…」という人もいる。

グループで行なう報連相確認の事例研究や、『組織の活性剤としてできること』&『一日も早く戦略となるためにできること』を考えるワーク、 CAN DO LISTの作成 を通じて、「やっぱり報連相確認って大事やな~」「組織の活性剤にならないと!」と初心に戻ったり、「何もすることがない時にやってもいいことリストを作って資格取得の勉強をしている」という他社の受講者の話を聞いて、自分もやってみようという解決策が見つかることもある。

クライアントの多くが中小企業で、同期が少ないorいない受講者がほとんど。
レビュープログラムに参加して久しぶりに同年代の人と喋って、「良かったぁ…、悩んでいたのは自分だけじゃなかったんや…」と安心することができたり、「一緒に研修を受けていたあいつが頑張ってるんだから自分も頑張らな!」と、やる気を再チャージすることもこの研修の大きなねらいです。

受講者はZ世代と言われる1990年代半ばから2012年ごろまでに生まれた世代。
一方、レビュープログラムを担当する講師の中村は「24時間戦えますか?」のフレーズで有名なリゲインに象徴される昭和世代の人間。
ジェネレーションギャップを感じるか聞いてみた。

~以下、中村談~

確かに、(こっちから促さなければ)「休憩中それぞれが自分のスマホをいじりながらほとんど会話なく過ごしている」ことが増えたり、「仕事は今一つだけどプライベートの時間がしっかりとれるから(全体的に)充実していまーす」と言われると「自分とはちゃうな」と感じるのは事実。
また、自分自身今まで以上に「説教臭くならないように」「いいところを見つけて褒める」に気を付けて接するようにしているのも事実です。

でも、研修を『お互いの学びの場』にするために必要なのは受講者と講師の相互理解。
一方的な押し付けや媚び、決めつけやあきらめが成果に繋がらないのは昔も現在も一緒。
だから、反応が悪く何を考えているか分からない受講者がいれば「なんでそんな表情するん?」「聞いてる?」と聞いてみる。と、理由を説明してくれて納得することもあれば「ええっ、私そんな気を使わせるような表情してます?すいません」となることもある。
また、たとえ「昭和」や「古い」と言われようと、ここは絶対に分かってほしい!思うことは一生懸命熱意をこめて伝えれば案外伝わる。と実感しています。

今日も一日研修でしたが、グループで作成したCAN DO LISTの中で「それぞれの『推し項目』を決めてください」と言ったら、受講者から「中村さん『推し』って今風の表現使ってる!」とリアクションが。昭和も頑張ってるでぇ~!


企業のキャラクター作成

2024年6月7日(金)

18:45-
業務時間も終わりに近づいてきたころ、近くの席に座る米原のデスクトップに目をやると、疲れた中田とは対照的に何やら可愛らしいキャラクターが画面を躍動しているではありませんか。

このうさぎはクライアントN社のホームページブログに登場する、
マスコットキャラクターの”Sくん”“Kちゃん”
※ホームページブログの重要性はこれまでの記事で再三説明してきましたので、今回は割愛! こちらの記事に掲載しています↓
☆「ブログプロジェクト始動!」☆
☆「新たなチャレンジ」☆

「ウチは商社だから取り扱う製品で差別化はできないけど、働く社員達や会社の雰囲気には自信がある。そのことをもっと学生たちに知ってもらえないかなぁ…」という営業担当高橋への相談から、ホームページブログを始めることになったN社。

高橋との打ち合わせの中で、
「ノリのいいN社の雰囲気を伝えるために、会社のキャラクターに紹介させてみたらオモロイんちゃいます?」という流れになり、
「じゃあウチでN社のマスコットキャラ作りますわ!」で誕生したのがこの“Sくん”と“Kちゃん”。

ホームページブログはただ作ればいいのではなく、
1人でも多くの人に見てもらい、自社の魅力や取り組み、雰囲気や技術情報を伝えられてはじめてその意味を発揮します。
だからこそアイプラスでは読み手(多くは就活中の学生ですが)に最大限会社の事を伝えられるよう、”Sくん”と“Kちゃん”のようなキャラクターを作成するなど魅せ方の方法を提案し、その更新をお手伝いしています。

「N社は対応力の速さがウリだから、そこを活かしたキャラにしたいなぁ」
「じゃあ”うさぎ”とかどう!?すばしっこいし、跳ねるって何か縁起も良さそう!」
と、メンバーで話し合いながらキャラクター案を検討。
米原がillustratorを駆使してオリジナルキャラクターの“Sくん”と“Kちゃん”が完成しました。

N社のホームページブログはSくんとKちゃんが社員にインタビューをしたり、会社の制度や働き方、社風を紹介したりと様々な内容で毎週更新中!
このホームページブログは選考中の学生からも好評で、学生だけでなくホームページブログを読んでいる社員も多いそうです。
社内からは「そろそろグッズを作りましょう!」といった声も挙がっているとかいないとか…(笑)

メンバーで創りあげたキャラクターに、愛着を持ってもらっていることが嬉しかったです。


ドキドキの一人外出から一年!

2024年5月31日(金)

こんにちは!そして、お久しぶりです。
去年の夏、「ドキドキ!初めて一人で選考サポートへ!」というタイトルでこのブログに初登場した米原です!

今回また、一人で選考サポートへ向かう機会があったのでブログを書きます!

今回選考サポートへ向かった先は、大阪市内のとあるIT企業。
一年前は上司に「選考サポートに行ってみようか」と言われて向かいましたが、クライアントの力になりたいと考えて今回は自分から「選考サポートに行きたいです!」と申し出て実現しました。

選考では、社内見学や説明会で先輩社員と学生の交流する場が設けられていました。
とりわけ説明会では先輩社員の口から、より詳しい魅力を伝えてほしいと思っていたのですが、私がこれまでクライアントと関わってきた中で「これは学生に知ってほしい!」と思った魅力的なポイントが話題に上がっていない…!

そこで、
「研修は先輩にプランを組んでもらえるんですよね?」
「入社前の勉強はどんな風にサポートしていますか?」
と声をかけ、魅力が100%伝わるように先輩社員が話すきっかけづくりをしました。

その結果、学生の反応も良く、質疑応答の時間では質問の嵐!
興味を持ってもらえたことを実感して、達成感を味わいました。

初めての一人外出から約一年…
あの時は大阪駅を歩くのも、選考をサポートするのも緊張。
「あれを聞かなければ!これを言わなければ!」と『自分』のことに精一杯で形式的な進行しかできず、臨機応変さに欠けるところが反省点でした。

今回は、学生の反応や先輩社員の様子を見て対応を考えられたことで、自分の一年間の成長を実感できた選考サポートになりました。

もちろん、まだまだできるようになりたいことが沢山あります!
後輩も二人できたので、かっこいい先輩の背中を見せられるように、失敗を恐れず色々なことにチャレンジしていきます!


※今回も大好きなオムライスを食べたので写真でおすそ分けします!

内定の意思確認

2024年5月24日(金)

中田が就職活動をサポートしている学生の一人に、ものづくり職種志望のAくんがいます。

Aくんは東大阪にあるメーカーK社の最終選考の結果待ち。
先日、K社からAくんの合格連絡をもらった中田はさっそくAくんに結果を伝えるべく、電話をかけました。


中田:「K社から連絡来たよ!合格やって!良かったやん、おめでとう!」

出会った当初は営業志望で就職活動をしていたAくん。「なかなか選考に通らなくて…」と悩んでいた際に、 「真面目にコツコツ取り組めるAくんなら、営業よりもモノづくり職種の方が向いているんじゃない?」と紹介したのがこのK社でした。
そんなAくんがついに念願の“内定”を手にしたことが僕も嬉しく、結果を伝える電話の声も思わず大きくなってしまいます。

しかし…、

Aくん:「…ありがとうございます。」

あれ? Aくんの声にこれまでのような元気はなく、あまり嬉しくなさそう。
「これは絶対に何かあるぞ」と中田のセンサーが働きます。

中田:「どうしたん?なんかそんなに嬉しくなさそうやん。」
話を聞いていくと、
Aくん:「内定はもちろん嬉しいことなんですけど…。本当にもう就活を終わっていいのかなって…」「もしかするともっといい会社に出会えるかもしれない…」など、様々な想いがAくんを悩ませていることが分かりました。

就職活動が、人生の大きな分岐点の一つであることは間違いありません。

正直、Aくんが迷う気持ちもよく分かります。
だからこそ、そんな学生の背中を押してあげるのも企業と学生の間に入る僕たちの役割。

中田:「Aくんの気持ちもよく分かるけど、企業にもそれぞれ採用枠があってAくんをこのままずっと待ち続けることは難しいねん。K社には1週間返事待ってもらえるようにお願いしてみるから、その間にもう一度どんな会社でどんな仕事をしたいのか?自分の就職活動の軸を整理してみたら?
これまでの選考で社長や先輩社員に会って雰囲気は分かってると思うから、もしそれでも迷うようなら、僕は入社はやめた方がいいと思う。
中途半端な気持ちで入社してもK社さんにとっても失礼やし、この会社「で」いいや という妥協はAくんにはしてほしくないねん。」

Aくんの気持ちも尊重しつつ、企業の視点も忘れないようアドバイスを送ります。

この電話から3日後、一週間を待たずしてAくんから電話がかかってきました。

Aくん:「中田さんに言われたことをしっかり考えてみて、K社でお世話になろうと決めました。
自分の軸にしていた「会社の雰囲気」も自分に合いそうですし、これ以上の会社はたぶんもう見つからないなと思って!」
いつものAくんの元気な声。どうやら迷いはなくなったようです。

中田:「分かった!じゃあ、K社さんに伝えるね!社長も喜んでくれると思うよ!」

僕のアドバイスが無ければ内定を辞退していたかもしれないし、なくても入社を決めていたかもしれません。
でも、少なくても妥協や後悔なく、納得のいく結論を自分でつけられたことが、元気な声から伝わってきました。

入社1ヵ月、アイプラスで働いて感じること

2024年5月17日(金)

こんにちは、中田です。
亀山、井本がアイプラスに入社して早くも1カ月。

現在二人は営業担当者のサポート(ブログやナビ原稿の作成)をしながら仕事の流れを覚えたり、 クライアントの説明会や選考に参加する学生のフォロー(※過去記事参照)を行いながら、クライアント一社一社について日々勉強中です。

今回のブログには二人に登場してもらい、
社会人として過ごしたこの1か月の率直な感想を聞いてみました!



中田:二人ともお疲れ様~!
働き始めて1か月経つけど、二人が今感じていることって何?

井本:私はこの一ヵ月で「報連相の大切さ」を実感しました。
一度、頼まれていた仕事の報告が抜けてしまったことがあって…。
上司が確認してくれなければクライアントに迷惑をかけてしまうところでした。まだまだ出来ることが少ない中で報連相の徹底は今自分ができることなので、気を引き締めて取り組もうと思いました。

亀山:僕は「相手目線に立って物事を考えること」の難しさを感じていますね。
入社後、上司への報告の際に自分ではちゃんと伝えているつもりなのに、
うまく伝わらなかったり、言い訳っぽく聞こえる と指摘を受けることがありました。
自分の言動や振る舞いが相手にどう捉えられるのか、今まで意識してこなかったことなのですぐにはうまくいきませんが、僕たちの仕事は「人」と「人」を繋ぐ仕事なので、意識して直していきたいです。

中田:うんうん。二人とも今のうちに基礎を作ることが大切だから、焦らずに頑張って!
ところで、二人から見たアイプラスの雰囲気ってどんな感じ?

井本:何でも言い合える会社 …ですかね。
事務所で働いていると役職や年齢に関係なく、自分の意見や感じたことをメンバー同士で発信し合っている場面によく遭遇します。
会話の多い雰囲気だからこそ、自分から発信することが苦手だった私でも自然に意見を言う事ができています!

亀山:僕は一人一人が本気で仕事に取り組んでいる …ということを凄く感じます。
原稿一つとってもただ作るのではなく「どうすれば反応が出るか」をメンバー同士で考え、意見を出し合いながら作っているので、メンバー達から「クライアントの採用を絶対に成功させる!」という強い想いを感じます。
自分も、皆さんに喰らいついていきます!

中田:二人ともありがとうございました!
二人の成長は定期的に紹介しますので、皆様も一緒に二人の成長を見守ってやってください!

それでは、また次回!


※先日行なわれた歓迎会の様子。食べて飲んで大盛り上がりでした♪

説明会・選考のサポート

2024年5月10日(金)

以前の記事で「会社説明会の代行」について紹介しましたが、
時には説明会の代行ではなく、クライアントが行う説明会(選考)にアイプラスのメンバーがサポートとして入ることもあります。

つい先日、Y社の本社で行われた会社説明会のサポートに入りました。
Y社は大阪の堺に密着した金属加工の会社。「地元でモノづくりをしたい!」そんな想いを持った学生を採用すべく、採用活動を行っています。

今回説明会に参加した学生(以後:Aくん)もきっかけは「堺で働きたい!」というところから。説明会当日、Aくんと最寄り駅で待ち合わせをし、就職活動の状況や、事前に気になっていることを聞きながら会場に向かいます。

すると会話の中で、
「ものづくりに興味はあるけど、文系出身の自分に本当に出来るのかな…」
「趣味の時間も大切にしたいけど、残業ってどのくらいあるんだろう…?」
と、Aくんの感じている疑問や不安がポロポロっと…。

それを聞き、
≪今日の説明会でなんとかこれらを解決してあげたい!≫
僕のテーマが決まりました。

会場に到着し、さっそく担当者から事業内容や会社概要の説明が行われました。


担当者:「当社の強みは鋳物加工。高品質な製品を製造しています!」

Y社のことを知っている僕からすれば、「ほうほう!どうやって!?」とスムーズに理解できるのですが、
…Aくんの方を見ると、キョトンとした様子。

どうやら“鋳物加工“がイメージできていないようで、
(これは、ひょっとするとY社の凄さがあんまり伝わってないぞ)と感じた僕は、
「鋳物加工っていうのは一般的にイメージされる金属を削ったり叩いたりする加工とは違うんですか?」と、さりげな〜く、難しそうに聞こえる用語をかみ砕いて解説してもらえるように担当者にパスを送ります。

僕からのパスをしっかりとキャッチしてくれた担当者の方が、一つ一つ分かりやすく説明してくれると、Aくんの表情もだんだんと柔らかくなってきました。

-よし、一つ目の難所はなんとかクリア。さぁ、次はいよいよ工場見学だ。-

実際に機械が稼働している様子を目の当たりにし、驚いている様子のAくん。
今まで工場に入ったこともないような学生からすれば、初めての工場に、初めての機械。
「なんか難しそう…」と感じてしまうのも無理はありません。



(このままではまずい…!)そう咄嗟に感じた僕は、
「そういえば、Y社さんのこれまで新卒で入社してる方ってほとんどが文系出身の方でしたよね??」
「この機械って入社してから何ヶ月くらいで動かせるようになるんですか?」
少しでもAくんの不安を取り除く材料を引き出したいと、ここでもさりげな~いパスを送り続けます。

パスを受け取り続けてくれた担当者さんのおかげで、工場見学も無事に終了。

説明会の一連の流れがおわり、最後の質疑応答に。
Aくんもいくつか質問はしていましたが、行きの道中で話していた「残業時間」についてはやっぱり聞きにくそうだったので、ここは僕が!

「ぶっちゃけ、残業ってどのくらいあるんですか?」
学生が聞きにくいことを聞いてあげるのも僕たちの役割です。
すると、
担当者:「うちは交代制だからほとんど残業ないよ~!Aくんは何か趣味とかあるの?」
と、その後はAくんの趣味の話で盛り上がったY社の説明会。

後日、Aくんに参加した感想を聞いてみると
「工場の見学をさせて頂いたり、分かりやすく説明してくれたことでとてもイメージがつきました。ぜひともY社さんで頑張ってみたいです!」と、好印象のよう。

あ~~~~!!良かった!!!
まさに学生と中小企業の“架け橋”になれた、そんな説明会でした。

採用パンフレットの制作

2024年4月26日(金)

「うわ、オシャレなパンフレットやなぁ…」
クライアントが今年度使用している採用パンフレットを見て、思わず声が漏れてしまいました。


「やろ~~~!これ、私が作ってん♪」
どこからともなく背後に現れたのは、池田。

以前の記事でも紹介しましたが、アイプラスではクライアントの採用成功率を少しでもあげるために、採用ツールの制作もお手伝いしています。
社内には製作業務を中心に行う部隊が存在するのですが、池田は採用業務と製作業務を兼業しているマルチプレイヤー。

採用ツールにはホームページやチラシなどいくつかの種類がありますが、今回は採用パンフレットについてご紹介します。
採用パンフレットとは、会社概要や事業内容、特に実際の仕事内容や社内の雰囲気を求職者(学生)にわかりやすく伝える求職者向けのパンフレットのこと。

「今の時代、パンフレットではなくホームページを見てもらえばいいのでは?」
そんな声も聞こえてきそうですが、実は「パンフレット」であることに意味がある!

まず、伝えたい情報を確実に伝えることができる。
ホームページだと、情報が多くどのページを見ればいいのか分からない!なんてことにもなりかねませんが、パンフレットには伝えたい情報だけを載せるため、企業が学生に伝えたい情報を確実に伝えることが可能!

さらに、学生に与えられる安心感も段違い!
・・・想像してみてください。就職サイトから気になる企業にエントリーをした際に、企業側から採用ページのURLが記載されたメールだけが送られてくるよりも、自宅にパンフレットという“モノ”が届いた方が「1人1人のことを気にかけてくれる会社なのかな」と安心感がありませんか?

他にも、パンフレットの送付時に「ちゃんと届いた~?」などのコミュニケーションを取ることができたり、パンフレットが目に触れる度に会社のことを思い出してもらうことができる・・・など採用パンフレットを製作するメリットは盛りだくさん。

アイプラスではコンセプト決めからページ構成、取材・撮影、原稿作成に至るまで、クライアントと二人三脚で製作を進めています!※取材や写真撮影の様子はまた追々ご紹介します!

各クライアントによってテーマやコンセプトは異なる。その「クライアントらしさ」を完ペキにデザインに反映させることが私たちの仕事かな・・・by池田

そう言ってデスクに戻っていく池田さんの後ろ姿はなんだか嬉しそうでした。

学生と繋がることの重要性

2024年4月19日(金)

プルルルル♪プルルルル♪

数日後にクライアントのS社(印刷業界で『ある分野』のシェアNO.1を誇る会社)の面接を控えている、学生Aくんからの電話です。


「こんにちは!Aくん、どうしたん~?」
「急で申し訳ないんですが、実はS社の面接を受けるかどうか悩んでいて…」

…よくよく話を聞いていくと、ネックになっているのは年間休日数。
業界シェアNO.1を誇るS社の事業内容にこそ興味はあるが、趣味の時間も大切にしたいAくんは年間休日が117日ということを気にしている様子。
休日の多い企業の選考を優先的に進めていくかどうかで悩んでいました。

実はS社、数年前では年間休日105日ほどの会社。
しかし、「時代の変化に対応できるように会社も変えていこう!」と社長が決意し、年々休日を少しずつ増やして、ようやく今年120日目前にまで。
来年には!…というところでした。

そんなS社の裏事情を学生が知る由もなく…。
せっかく事業内容に興味があるのに、「年間休日が120日ないから」という理由だけで辞退してしまうのは勿体ない!

「Aくん、S社なんやけどね。確かに今は120日に満たないけど、今頑張って休日増やしてるところやねん。もしAくんが休日で引っかかってるなら来年にはその問題を解消できるかもしれない。
次の面接で社長が出てきてくれるから、社長の想いや今後のビジョンもその時に確認してみたらどうかな?これから社会に出て一日の半分近くを働くのに、興味持てる仕事じゃないと何もおもしろくないで」

そして後日、会社の今後や社長の想いを確認し、休日の問題も解決することができたAくん。もうすぐ最終選考へと臨みます。
第三者の僕たちが間に入ることで、企業の見えない部分を学生に伝えられたり、
学生の迷いや悩みを表面化することで、アドバイスをすることもできる。

企業と学生、どちらにとっても“win-win”でいいことしかないのです。
「思えば、学生から相談の電話をもらえるって嬉しいことだなぁ~」と、感じた出来事でした。

学生に響くアピールの作成

2024年4月12日(金)

僕たちの仕事の一つにナビ原稿の広告画像の作成(通称:アピール画像作成)があります。


(※アイプラスが掲載している就職サイトでこれまで使用していたアピール画像)

人の印象を構成する要素で視覚情報が半分以上を占めているように、企業の印象も就職サイトで目にするアピール画像が非常に重要!
“アピール”というだけあって目立ってナンボ!ではあるのですが、僕たちの作るアピール画像はただ目立てばいいってものじゃない。

中小企業の採用は企業の理念や考え、事業内容に共鳴する学生を1~2名採用できれば成功です。重要なのはターゲットとする属性(職種・専攻等)の学生にヒットする広告をつくること。

営業職で募集している企業でどんなに目立つアピール画像を作ることができても、事務職志望の学生の反応しか出なければ何の意味もなく、営業職を見ている学生一人にでも刺さるようなアピール画像を作らなければなりません。

つい先日、社内でこんなことがありました。

大阪にある食品機械メーカーN社の就職サイトの反応が悪く、頭を悩ませていた中田。
N社が求めているのは、設計に興味のある理系学生、ということもあり、機械系の学生に向けたアピール画像を作っていたのですが、これがうんともすんとも…。

N社は設計職志望の学生がイメージしているような大きな機械を作っているわけではなく、正面から「機械の設計」で勝負をしても産業機械を作っているような会社と比べるとどうしても見劣りしてしまう。

「う~ん、どうしたものか…」
メイン担当の内村と再度、戦略を練り直します。

話し合いの末、
「米粉の分野でオンリーワンの技術をもっている会社やし、農業機械に興味のあるような学生に訴求してみよう」
農学部に通う学生で、なおかつ農業機械に関心のある学生を対象に訴求していくことが決まりました。

方向性が決まれば、次はいよいよアピール画像の作成です!

「機械設計」って言葉は農学部の学生からすればとっつきにくいかも??
機械の写真は使わずに農業系の写真を使って作ってみよう!

お互いに意見を出し合い、ついに一つのアピール画像が完成しました。



この画像で反応が出るかどうかは分かりません。でも、もし反応が出なくても次の戦略を考えるまで です。

ちなみにこちらは、アイプラスが掲載している就職サイトで現在使用中のアピール画像。

冒頭で紹介したアピールとのギャップがすごい笑

クライアントの採用を成功させるまで、アイプラスは考え続けます!

Welcome to “I PLUS” !

2024年4月5日(金)

4月1日、アイプラスに2名の新入社員が入社しました!

井本(左)、亀山(右)です!

ブログでは内定者研修の回で登場してもらっていた二人。
※過去のブログ記事はコチラから

◆内定者研修1回目の記事
◆内定者研修2回目の記事
◆内定者研修3回目の記事
さっそく二人にインタビューしてみましょう!

【自己紹介をお願いします!】
亀山:亀山です!
好きなものはお酒で、趣味はお酒を飲むこと。初任給は良いお酒を買って両親と飲みたいです。とにかくお酒が大好きです!

井本:井本です!
音楽を聴くことが好きです。音大出身でクラリネットを演奏していました。
社会人の合奏団に入るか悩んでいます。

【入社理由を教えてください!】
亀山:説明会で企業理念や風土を聞いた時に、「この会社なら確実に成長することができる!」と感じたことが決め手になりました。
まだ入社して数日ですが、毎日が学びの連続で社会人の大変さやおもしろさを感じています。
メンバーやクライアントから《安心感》を持ってもらえるよう、一つ一つの業務に全力で取り組みます!

井本:入社理由は、面接で会った社員や会社の雰囲気を見て「この会社で、こんなにもかっこいい人達と一緒に働きたい!」と感じたことです。
実際に入社した今、あの時感じた気持ちは間違っていなかったと思っています。
私も、少しでも早くアイプラスメンバーの一員として活躍できるように頑張ります!



これから一緒に頑張りましょう!
クライアントの皆様、新入社員二人のことをどうぞよろしくお願いします!